Order

オリジナルサーフボードのオーダーの流れです。貴方に最適なボードをお作り致します。

ボード作りのご提案

体格やサーフスタイルによって「最適なボード」の定義は変わります。サーファーが10人いれば10通りの定義が存在する、まさに十人十色です。「自分にとって最適なボードを手に入れたい!」そう思ったら、まずはkeen'sにご相談下さい。ご希望を伺い、お客様の体格やスタイルを踏まえながら、より良いボード作りのご提案をさせて頂きます。

住 所 :〒033-0123 青森県三沢市堀口二丁目2-11
携  帯 :090-7326-5485 ( Alltime )
FAX:0176-58-7677
※営業時間について、大会等の都合により営業時間が変更になりますので、事前にご連絡をお願い致します

サーフボード選定

まずはお電話にてお問合せ下さい。

TEL/FAX:0176-58-7677
携 帯:090-7326-5485

後日、ご都合の良い日にご来店頂き相談をお受けします。お客様のご要望や普段のサーフスタイルを伺い、実際のお客様の体格などを拝見しながら、シェイパーがご提案を差し上げます。 どんな形状が良いのか、どんな素材が良いのか、デザインの希望は…。世界にたった一つの「貴方だけのサーフボード」をご提案致します。サーフボードの種類に関しては下記をご覧下さい。

サーフボードの種類


■デッキ…海に浮かべた際に上にくる面で、この上に立ちます。
■ノーズ…ボードの先端部分です。幅や厚みでスピードや回転具合が変わります。
■ストリンガー…センターに埋められた補強材です。
■レール…ボードの側面です。厚いと加速力が上がり、薄いと細かい動きがしやすくなります。
■テール…ボードの後方部です。形状によって特性が変わってきます。

ノーマル
ストリンガー素材…木製
ストリンガー形状…ボードの縦方向に1本
最もポピュラーで初心者からエキスパートまでフォローする癖の無いタイプです。
EPS
ストリンガー素材…木製orプラスチック
※プラスチックの場合はカラーがRED・YELLOW・CLEARの3種から選べます。木製に比べ柔軟な乗り心地になります。
ストリンガー形状…ボードの縦方向に1本
近年ユーザー数も急激に増えています。素材自体に浮力が有り、パドリング力に自信の無い方でも安心して楽しめます。初心者の方や女性の方におすすめです。もちろん、動きの楽さ、軽さ、を追求したいエキスパートの方にもおすすめです。波の小さい日などにも最適です。
※EPS素材について
高温・直射日光・密閉された場所に保管すると、温度・熱による化学反応で剥離や変形する場合がございます。
涼しく通気性の良い場所で保管して下さい。
また、修理剤・修理方法がノーマルタイプとは異なりますのでご注意ください。
スタイロフォーム
ストリンガー素材…木製orプラスチック
※プラスチックの場合はカラーがBLACKになります。
ストリンガー形状…ボードの縦方向に1本
EPS素材と同様にユーザーも増えてきている種類。EPS素材よりも固く若干重量があり、ノーマル素材とEPS素材の中間くらいの素材です。初心者の方・女性の方はもちろん、スピードの出るサーフボードを求めている方にもお勧めの素材です!元々の素材自体が水色のため、サーフボードの日焼けが気になりにくいのも特徴です。
EPSパラボリックストリンガー
ストリンガー素材…木製orプラスチック
※プラスチックの場合はカラーがRED・YELLOW・BLACK・BLUEの4種から選べます。
ストリンガー形状…ボード左右のレールの内側に1本づつ、計2本
EPS素材特有の浮力・軽さを保ちつつ、2本の放物線状に設けられたストリンガーが特徴です。トランポリンの様な原理で、体重をかけた後の反発がスピードへと繋がるので、立った瞬間からスピードの出しやすい素材です。徐々に波に乗れる様になってきた方、ノーマル素材のサーフボードに乗られていて、更なるステップアップを望んでいる方にはもってこいの素材です!
EPS×スタイロフォームパラボリックストリンガー
ストリンガー素材…木製
ストリンガー形状…ボード左右のレールの内側に1本づつ、計2本
サーフボードの真ん中部分(2本のストリンガーの内側)にはEPS素材、ストリンガーからレール側にかけた部分がスタイロフォームで形成されたタイプです。ここ最近、当店で売上No.1を誇る素材です。パラボリックストリンガー特有のスピードと、トランポリンの様な原理で、体重をかけた後の反発がスピードへと繋がりやすい、立った瞬間からスピードの出しやすい素材です。
また、レール側にスタイロフォームを使用している効果で、ターン時にもほど良い固さがあり、一層スピードを出しやすい素材です。どのレベルの方にもマッチしており、レベルアップしたい方にはmustです!
EPS FiberFlex
ストリンガー素材…カーボンフィルム
ストリンガー形状…なし
従来のサーフボードとは製造方法・素材が全く異なるタイプです。ストリンガーの代わりに固くて軽いカーボンフィルムをレール側に施してあります。パラボリックストリンガーに似た乗り心地に加え、カーボンフィルムの堅さとEPS素材との組み合わせにより、今までにないスピードを生み出します。
重量はノーマル素材とほぼ同等で、サーフボード自体が従来の物よりも固く強い構造となっています。未来的なデザイン・斬新な乗り味は、長年サーフィンをしている方はもちろん、更なる楽しみを求めている方にはお勧めです。

Keen's Surf Rageのロゴは下記のものよりお選び頂けます。



色付けられていく、白いサーフボード

私が発注した純白のボードがデザインルームにあった。 今日の作業は私のボードの作業日だと彼女から聞かされた。 すでにデザインイメージはPCで作り上げYUCCHIさんに渡っていた。 自分のボードにどんなメイクが施されていくのか、取材を忘れドキドキワクワクが止まらなかった。
 どんな準備をするのか?どんな下絵をするのか? 本番の色付けはどんなものなのか?ワクドキしていた........のだけれど......
イメージと期待が全部崩れてしまった。  彼女のボードデザインは考えていた想像図を遥かに越えた異次元のものだったのだ。 それは何の前ぶれもなく突然始まった。 気付けば削られた純白のボードにイキナリ真っ赤なラインが描き込まれて行く。



最後の化粧


気付けば削られた純白のボードにイキナリ真っ赤なラインが描き込まれて行く。下描きも何も無いままに本番が始まっていた。私が目撃した現場はこうだった......YUCCHIさんは私が事前に作っていたA4サイズのデザインイメージを左手に持ち、 1分間程その左手のA4を見つめていた。そして右手に持った筆に真っ赤な絵の具をつけそのままボードに筆を滑らせた。
そして2分もたたないうちに私の思い描いたデザインをボード一杯に描きあげたのだ。 失敗が許されない一回限りの色つけ、それを下描きもせず、ドラフティングテープでマスキングをすることもなく、一発勝負で描きあげて行ったのだ。それも私が作ったデザインイメージを遥かに越えたクオリティを発揮している。
ただただ驚くばかりの現場だった。まるで失敗の許されないキャンパスに油絵を描くが如く、YUCCHIさんは一発勝負でボードに色を這わせ、綺麗なメイクを施していった。今までになかったボードデザインの現場を目撃した。きっと彼女の中に描き損じるイメージなど存在しないのだと思った。高田が削り、本物のデザイナーが色付けをしメイクを完成させる。最強のコンビなのだと痛感した。次にエボルブを訪ねる時は高田さんに内緒でYUCCHIさんにワガママを云って、友人の結婚式祝いにウエルカムボードをデザインしてもらおうと決めている。日本で唯一のハンドメイド-ボードデザイナーは若く美しい才能に満ち溢れた女性だった。



クロスの合わせ技は、数百通り

都心に初雪と大雪のニュースが流れた午後、東浪見は雨からみぞれに変わろうとしていた。 訪ねた先のこだわりの職人は「今日は寒さと湿気のバランスを感じ取るのが難しい」と硬化剤の配合を思案していた。
高田シェイプの板が軽く、デザインの発色が綺麗で、強度に優れている理由を知りたくて高田本人に尋ねた事がある。 時期が来たら訪ねて欲しい場所があると言われたまま数ヶ月が過ぎ、寒さと凍てつく雨の日に高田からメールが届いた。 [シェイパーでありグラッサーの前田氏を訪ねて欲しい。キーンズの板の軽さと美しさの理由が分かるはずだから]と。
高田のシェイプ後の仕上げを施す前田さんは、サーフブランド・エボルブの顔であり、シェイプから仕上げ迄こなす意欲あふれる人だった。



かなり忙しいであろう事は作業場のグラッシング待ちのボードの数を見て察しがついた。 彼の発するボードへのこだわり、ボードに対する真摯な姿勢、職人としてのプライドが作業場に響き渡った。 2時間を越える取材を終えた時、自分より20歳は年が離れているであろう若き職人に感動していた。
 彼の妥協を許さない仕上げの理論、目に見えない部分へのこだわり、客の笑顔に喜びを感じる職人魂、 全てにおいてプライドの高さを感じさせる本物のグラッサーに出会えた事が嬉しかった。 きっと高田は心底惚れ込み、自分のシェイプした板を彼に託しているのだろうと確信した。 そして、何故数ヶ月も取材を待たせ、寒さと雨の悪条件の日に前田さんを紹介したのかも理解した。 悪条件だからこそ分かる前田さんの深さが凄かった。
前田さんの最初の作業は高田がシェイプしたブランクスに強度を保つ為にガラス繊維で出来たクロスを巻く事から始まる。 そしてクロスを樹脂で固めていくのだそうだ。 ガラスクロスには幾つか種類があり、高田がシェイプする時に思い描いた板の動きに合わせ、 「キレ」「しなり」「強度」を考え前田自身がクロスの組み合わせを熟考する。 前田のクロスの合わせ技は数百通りを超えると聞いた。



この1本にかける職人魂


シェープのイメージに合わせクロスを組み合わせる。あまり聞かない話に驚いた。 そして前田のこだわりはそれだけではなかった。驚きはクロス巻のあとの樹脂作業にあった。 樹脂をレジンと呼ぶそうだ。 前田はレジンを自ら配合していく。その配合パターンは万に達するのだそうだ。 何故万ものパターンを生み出したのか..... 高田が求めるイメージを具象化し、1ccでも塗りを薄くし強度を失わず軽さを求める。 更にボードの透明感迄も前田は守ろうとしていた。 更に前田の言葉に万の真実を理解した。
「一年365日気候が同じ日はないんですよ。天気、気温、湿度、日照時間、月の満ち欠け迄も考えて レジンの配合を変えていきます。そこに板の性能、サーファーの乗り方を合わせると一本一本に オリジナルのレジンを作らないとダメなんですよ」 と。



極限の軽量化と曲線美

前田のサンディングはボードの強度を残しつつ極限までの軽量化と曲線美を追究している。 それは正に10分の1ミリの削り世界。 凹凸のない滑らかさと透明感が前田の追求するサンディングだと聞いた。
 彼の言葉で印象に残っているワードがある。「検品」 作業の最後をムラの修正と説明する職人が多い中、前田の最後は「検品」と言い切る。 納得いくフィニッシュをしたあと彼は自分の頭をクールダウンする為、24時間板を作業場に置く。 そして翌日落ち着いた目で板の検品をするのだそうだ。 納得した仕上げではなく、別人格の前田の目で検品し合格をもらう。 前田の認め印が押されて初めて高田にボードが納品されるのだ。
高田の板が強く、軽く、綺麗な元は前田という卓越した職人の存在にあった。 きっと高田に「今、シェーパーとして、同業の仲間として、手放したくない人材は?」 と聞いたら間違いなく「前田くん」と答えるだろう。

サーフボード完成!

形状や素材、デザインなどが決まりましたら正式にオーダーを承ります。出来上がりが待ち遠しいですね!完成しましたら、ご連絡を差し上げます。